東京駅と成田空港の移動はバスが安くて楽ちん
格安航空会社LCCが増えて、飛行機での移動がずいぶん安くなりました。日本のLCCは拠点を関西空港に置いていることが多いのですが、東京からLCCに乗る場合には成田空港を利用することになります。
東京から成田空港まで鉄道で行こうとすると、特急料金が有料のJR「成田エクスプレス」か京成「スカイライナー」、特急料金のかからないJR快速「エアポート成田」か京成特急・快速に乗ることになります。特急料金が有料の列車は、快適なのですが料金が高く、特急料金のかからない列車は時間がかかる上に混雑している場合に大きな荷物を持ち込むのは気が引けます。
そこで、東京駅から成田空港まで直通のバスがお勧めです。2つのバスサービスが競って運行していて、利便性が高いです。
それが「東京シャトル」と「THEアクセス成田」です。
「東京シャトル」は京成バスグループを中心とした運営で、「THEアクセス成田」はビィー・トランセグループが運営していて、料金はどちらも1,000前後です。
公式サイト
東京・銀座~成田空港 ラクラク安心1,000円高速バス THEアクセス成田
両者、10分ずれて20分間隔で運行していますので、実質10分おきに東京駅や成田空港を出発しています。所要時間は約60分ですが、高速道路の渋滞の影響は考慮する必要があります。
それぞれの特長や違いを書いていきます。
「東京シャトル」
- 楽天トラベルで予約すると900円になります。予約しなくても席が空いていれば乗れますが、その場合は1,000円(深夜は2,000円)になります。
- 大人と小児は同額です。
- 成田空港発7時台~21時台のバスに乗る場合には、空港内のカウンターでチケットを買う必要があります。それ以外の時間と東京駅発は直接バス停に並びます。
- トイレは付いていません。
「THEアクセス成田」
- 料金は1,000円。ICカードでも支払いができます。東京駅発は楽天トラベルで予約もできます(料金は予約なしと同じ1,000円です)。
- 小児は半額の500円です。
- 席の前後の間隔が東京シャトルより広いです。
- バス停に直接並びます。
- トイレが付いています。
せっかく安い航空券を手に入れて旅行するなら、空港までの料金も抑えたいものですね。