海外旅行中にパソコンを壊して修理して保険を使ったお話し その2

 

craftmanship.hatenablog.jp

 これの続きです。

 

パソコンを修理した話し

日本に帰国してまず最初にしたことはクレジットカード会社の保険の窓口への電話でした。ちなみにこの保険の使えるカードとは「JAL club-Aカード」。JALカードからちょうど1年前に切り替えたばかりでした。おそらく電話の対応をした人は保険会社の人ではないかと思うのですが、保険を適用する上で必要な書類やものは何があるかを聞きました。具体的にそれが何かは保険を請求したところで書きますが、ちゃんと書類などを揃えて保険を請求すれば支払いされるだろうという感触をつかめたので、修理については金額をケチらないでAppleにお願いしようと思いました。

 

そして次にAppleに電話しました。液晶画面が壊れた旨を話すと、その場で修理金額が見積もられました。保険で出る金額の限度額よりは低かったのでその金額でいいですよ、と答えたのですが、正式な修理の依頼はAppleから送られてくるメールのリンクから行うということでそのメールを待って、修理の依頼をすることにしました。

 

ところがそのすぐ後にAppleから電話があって、さっきの見積もりの金額は間違いで、実はもう少し高くなるということと、修理にかかる時間が2週間くらいかかるかもしれないと言われました。自分が住んでいるのが超のつくど田舎で、Apple Storeに直接持っていくのではなく宅配便で送らなければならないのです。時間がかかりすぎるのは嫌なので、近隣の町の修理を行う代理店を紹介してもらうと同時に、メールのリンクからの修理の依頼の見積もり金額は最初に言った金額で出してもらうようにしました。パソコンを送って実際に故障具合を見てからの再見積もりをしてもらうためです。

 

紹介してもらった修理を行う代理店に連絡を取って見たものの、金額はあまり変わらず、そのうえ時間もあまり変わらなさそうだったので引き続きAppleに直接依頼することにしました。

 

少し時間はかかったのですがAppleからメールが来て、正式に修理を依頼しました。修理に出す前にバックアップを取るように言われていたので、バックアップを取りましたがその時に嫌でも割れた画面が見えるのです。それが嫌でたまらなかったのですが、そのためにもう一つ大事なこと、保険会社から言われていたことを完全に忘れてしまっていました。

 

それは壊れた箇所の写真を撮ること。

 

もし他に保険を使う人がいたら失敗して欲しくないので字を大きくしました。これを忘れたために、てんやわんやすることになってしまいました。

一旦パソコンの修理を止めて手元に戻したい

壊れた箇所の写真がなければ、多分ですが保険金はおりません。なので必ず写真を撮ってから宅配業者に渡してください。それを忘れてしまったので、パソコンを一旦手元に戻すことにしました。

 

写真を撮ってないのに気づいたのは宅配業者に渡してから数時間ごのことでした。しかし地元の集積所を出発してしまった後なので、地元で返してもらうことはもうできませんでした。宅配業者に電話をして、配送先の集積所で止めてもらうことにしましたが、直後に宅配業者から電話が来て、システム上宅配業者では止められないのでAppleに電話して戻してもらうよう相談して欲しいと言われました。

Appleのサポートにはまだ電話が通じる時間だったので、慌てて電話して、修理のキャンセルをお願いして、キャンセルが受け付けられました。

 

しかし、翌日朝、Appleのサイトの修理ステータスを見ると「あなたのパソコンの修理が終わりました」と出て来たのです。

 

慌てて再びAppleのサポートに電話して、本当はサポート開始時刻まで待ちましたが、とにかく修理のキャンセルを依頼して、受け付けられたのにこれはどうなっているのかと問い詰めました。なんと、サポートセンターで客からの依頼を受けても、実際に修理を止める権限のある管理部門が休みだったためにそのまま修理されてしまったとのことでした。さらに、あえてそのまま修理されてしまわないよう、低い金額での修理の依頼だったのですが、その金額がそのまま通ってしまって、再見積もりも行われなかったのです。

 

こちらとしては壊れた箇所の写真が欲しいだけだったので、修理の時にその写真を撮っているはずだからその写真をもらえないか聞いたところ、管理部門は別なのでできるかどうかわかりませんと答えられ、それでは管理部門と話ができないか聞いたところ、それもできるかどうかわかりませんという答え。とてもAppleのような大企業とは思えない粗末な対応でした。

最終的にはサポート担当のかなり権限のある方から連絡があって、写真の送付と一連の不手際の謝罪があって無事解決したのですが、流石にここには書けないやりとりもいろいろありました。

日数的にはパソコンを送った翌日には修理が完了してしまって、その3日後にパソコンが自宅に戻って来ました。

 

保険の請求に続く