台湾でプリペイドsimを買ってみた(2014年10月版)
先日台湾へ旅行してプリペイドsimを購入し大活躍させましたので、次回訪問の際に忘れないように記録しておきます。
旅行先でもスマホは手放せない必需品ですが、海外ともなると、日本のキャリアのsimをそのまま使うとなると通信費が高くなってしまいます 。そこで、台湾の通信会社のsimを自分のスマホに入れて使うことで通信費をかなり抑えられるのです。
もちろんそのスマホはsimロックフリーなのが大前提ですので、それは事前に日本で準備しておく必要があります。docomoのスマホであれば、docomoショップで3,000円(+消費税)を払ってsimロックを解除してもらえます。あとは最初からsimロックのかかっていないスマホを買えば大丈夫です。
さて、台北でそのsimを買うのにベストな場所は、空港です。松山空港でも桃園空港でもどちらでもOKです。その理由は、旅行者向けの割安なsimが売られていることと、販売カウンターで英語と片言の日本語が通じることです。街中にも通信会社のショップはたくさんあるのですが、営業時間が短かったり、英語があまり通じなかったりするケースがありますので、ツアー利用の旅行などでどうしても空港に長くいられない場合以外は空港でsimを購入することをおすすめします。
空港のsim売り場は出国手続きを終えて預け荷物を受け取って税関エリアを抜けた先にあります。準備するものはsimロックフリーのスマホとパスポートと台湾ドルの現金です。simの購入は現金でしかできません。両替所はsim売り場の近くにもありますし、すでに空港の中をずいぶん歩いてきてその途中にも何ヶ所かあります。ちなみに日本円から台湾ドルへの両替は、台湾の空港で行うのがいいです。日本で両替をするとレートが非常に悪く、台湾の街中の銀行で両替すると、非常に高い手数料を取られます。
僕が実際にsimを購入したのは桃園空港の第一ターミナル内で台湾大哥大(台湾モバイル)のものでした。中華電信や遠伝通信など通信会社はいくつかありますが、料金体系に違いは見られませんでした。
料金体系は、日数制で、データ通信は使い放題で無料通話分がついてくる感じです。
具体的には次の6プランがあります。
- プランA 300台湾ドル 3日間(無料通話分100台湾ドル)
- プランB 300台湾ドル 5日間(無料通話分 50台湾ドル)
- プランC 500台湾ドル 5日間(無料通話分300台湾ドル)
- プランD 500台湾ドル 7日間(無料通話分150台湾ドル)
- プランE 500台湾ドル 10日間(無料通話分100台湾ドル)
- プランF 1000台湾ドル 30日間(無料通話分450台湾ドル)
この料金表は、販売カウンターの上にも置いていますので、注文する際には受付の人にこれ!と料金表に書いてあるプランを指差せばOKです。するとスマホとパスポートを出すように言われますので両方を渡します。その際にスマホがsimロックフリーであるか入念に聞かれますので、はっきりそうであることを答えます。
simの装着は受付の人がしてくれます。並んでいる人が少なければAPNの設定もしてくれますが、自分でする場合には
- APN:internet
- User:空欄
- Password:空欄
とすればOKです。最後に料金を払って完了。これで台湾ではデータ通信は使い放題です。GoogleマップやLINEなどのメッセンジャーアプリを活用して旅行を楽しみましょう!
2014年現在:300台湾ドル=約1,100円、500台湾ドル=約1,700円