押入れの奥に眠っていた「fire7」が音声入力アプリで文書作成機としてよみがえった
約半年前のセールでfire7を買ってみた
Amazonの7インチタブレット「fire7」がセールで3,980円になっていたので買ったのです。
普段使っているノートPCが15インチで、旅行先に持ち歩くのが重いのと、持って行った時に画面を割ったりしたことがあったので、代替できる軽いものが欲しいなと思い購入しました。
そこで小ささ、安さ重視で7インチを買ったのですが、さすがに性能がスマホにすら遥か及びません。ブラウザをスクロースするだけでフリーズして落ちます。入力用に小型のBluetoothキーボードも買ったのですがいまいち馴染めず、結局スマホを酷使するか、どうしてもがっつり文書を作成する時にはノートPCを持ち歩くということになってしまいました。
その結果fire7はしばらく押入れで眠ることになったのですがネットの記事で文書作成をほぼ音声入力で行なっている人がいるというのを知りました。
音声入力ソフトは昔からPCのソフトであった
20年くらい前でしょうか、買ったPCに音声入力ソフトが付いていたので試しに使ってみたのですが、事前の調整が面倒だったうえに、認識能力がまだ高くなかったので全然使えませんでした。さらに自分はかなり滑舌が悪く、人間にも聞き取ってもらえないことがよくあるのでした。なのですぐに使うのをやめてしまいました。
でも今はスマホでもスピーカーでも音声認識している時代
しかし今では「ヘイSiri!」とか「Alexa!」な時代です。音声認識能力はかなり高まっているはずです。音声入力アプリを探して入れてみました。
自分のfire7はGoogleアプリが入れられるように改造しています
fire7にはGoogleアプリが入れられない設定になっているのですが、入れられるようにするには調べて自己責任でお願いしますね。
音声認識できるように設定も必要
「Google」アプリと「Gboard」アプリをインストールします。
そしてfire7に元から入っている設定アプリで「Google音声入力」を有効にします。
「設定」で「キーボードと言語」を選択し、「キーボードを表示/非表示」を選択、
「サードパーティーのキーボード」にある「Google音声入力」をONにします。
そして「Gboard」の音声入力ボタンを表示させてそこからでも音声入力できるのですが。
Googleの音声入力では句読点が打てない
Google音声入力で入力しているときに、句読点を打ったり改行したりしたい場合には普通のキーボードにいちいち変えなければなりません。せっかく音声入力できてもこれでは不便です。
ということでこのアプリです。
これをfire7にインストールして使ってみると、かなりいい感じで音声認識してもらえます。Googleのエンジンを使っているとのことなので、性能的にはGoogle音声入力と同じです。結構な固有名詞もちゃんと認識されます。
このアプリの便利なところは句読点や改行ボタンがついているので音声入力の最中に句読点や改行を自在にすることができる点です。
音声入力して表示された文章をコピーしてテキストアプリやブログ作成アプリなどに貼り付けると、音声で長文やブログが書けるのです。
というわけで、fire7を音声入力からの文書作成機として使ってみたいと思います。なおこの記事はノートPCで作成しましたよ。リンクの貼り付けなどはやっぱりPCで手打ちとコピペの方がやりやすいです。