海外旅行中にパソコンを壊して修理して保険を使ったお話し その3

 

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 これの続きです。

 

パソコンの修理中に保険会社から書類が届きました。「保険金請求書」と添付書類を保険会社に送付すれば良いようです。

 

ここで保険の請求に必要な保険金請求書と添付書類を見ていきます。これは私の例なのでJAL CLUB-Aカードで携行品であるパソコンを壊して保険金を請求した件について書いています。書類を提出する先は損害保険会社なので、他のクレジットカードの場合でもそれほど大きな違いはないと思います。

●保険金請求書

文字通り保険金を請求するための書類です。自分の名前や壊れたパソコンの買った時期や金額などを書くのですが、特に気をつけて書くことが壊した時の状況と、他にクレジットカードや任意で加入した海外旅行保険の有無です。

壊した時の状況は本来は「第三者の損害を証明する書類」が必要で、警察とか旅行の同行者などが書いた書類が必要なのですが、警察等に届け出るような事故ではなく、一人旅だったので第三者による証明はできません。その場合に壊した時の状況を詳しく書けば良いようです。壊れた場合にはその状況のものが手元にあるから良いのですが、盗難等手元からなくなってしまった場合には警察への届け等をして書類を手に入れたほうが確実だと思います。

他の海外旅行保険については、この場合は壊れたものは1つで金額も保険金の上限に収まる範囲だったのですが、ものが多く金額が上限を超える場合には複数の保険を利用する場合がありますので記載する必要があるようです。私も別の海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを書きました。

 

●日本出入国日および本人の名前を確認できる書類

海外旅行の場合にはこれが必要です。パスポートの顔写真のページと日本の出入国スタンプが押してあるページのコピーを取ればいいのですが、私のように日本で自動化ゲートをとってスタンプを押してもらっていない場合には航空券の半券のコピーで代用できます。

 

●損害物件の修理見積書または修理領収書

修理が終わった時に領収書がパソコンと一緒に送られてきたので、原本を送る必要があります。原本なので、ひとつのものに対して複数の保険を請求することは不可能でしょう。

 

●損害物件の写真

どこが壊れたか修理に出す前にきちんと写真を撮らなければなりません。これをうっかり忘れると前の記事の通り面倒なことになりました。

 

●購入時の価格、購入先がわかる書類

買った時の領収書がベストです。もし、領収書を捨ててしまっていた場合には、クレジットカードの明細やウェブでの購入履歴でも代用できるようです。それなりに高いものを買った場合には領収書をきちんととっておきましょうということです。

 

以上の書類を修理が終わってパソコンが戻ってから3日後に郵送で出したところ、その1週間後ぐらいにはこちらが指定した銀行の口座に入金されていました。書類を不備なく出して入ればスムーズに処理してもらえたようです。金額も請求金額通りでした。

修理代金をクレジットカードで払っていましたが、それが決済される前に入金がありました。

 

もちろん何も壊すことなく無事に旅行を終えるのが一番ですが、もし何か事故があった時には慌てることなく必要なものを揃えつつ保険を利用できるようにすれば、損害を最小限に止める事ができます。