出入国審査を秒速で行う方法

海外旅行から帰ってきたのですが改めてこれは便利だと思ったので書いておきます。

 

自動化ゲート、これは本当に便利、というか楽ですね。これは出入国審査を自動で行う機械なのですが、これを利用することで出入国審査の待ち時間がほとんどゼロになります。僕がこれを利用し始めてから4回海外旅行をしましたが、出国と入国の合計8回利用したうちたった1回自動化ゲートを使っている人が一人いて10数秒待っただけであとは待ち時間が本当にゼロ。もちろん自動化ゲートの隣の有人の審査窓口には毎回10人くらいまたは以上の行列ができていました。

なんというかちょっとしたVIP待遇みたいなものですよ。

特に入国の時は飛行機が着陸してから空港を出るまでの時間がとても短縮できます。僕の場合は預け荷物もないので飛行機を降りてから5分位で到着ロビーまで出てこれちゃいます。

 

ということで自動化ゲートを利用するには事前に登録しないといけないのですが、その登録は、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港でできます。

成田空港の第2ターミナルでは33番カウンターが登録窓口になっています。

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登録方法は次の4ステップです。

  1. 申請書に必要事項を記入します。
  2. 申請書とパスポートを登録の場所にいる担当者に渡します。
  3. 専用の機械を使って、両手の指(原則として人差し指)の指紋を登録します。
  4. 担当者から登録済みのスタンプが押された旅券を受け取ります。

出国する当日でも登録は窓口が開いていれば可能です。

 

そして自動化ゲートの利用方法も4ステップです。

  1. ゲートの前にある機械のディスプレイに表示されている「パスポート」または「利用登録者証」のいずれのうち「パスポート」を選択し、画面にタッチします。
  2. パスポートの顔写真のページを開き、機械に読み取らせます。
  3. 指紋読み取り装置を両手の登録の際に指紋を取った指で押して、指紋の照合をします。
  4. パスポートと指紋で本人確認ができたら、出入国審査が終了です。ゲートが開いて通過できます。

実に簡単、30秒もかかりません。

 

なお、自動化ゲートと利用すると出国の際にパスポートにスタンプが押されません。頻繁に海外に行く場合にはパスポートのスタンプ欄を追加する手間が省けて便利なのですが、スタンプを押してほしい、という場合には自動化ゲートの奥か横にいる係員に言えばスタンプを押してもらえます。

 

少々ブログで自慢したり宣伝したりして利用者が増えたところで自動化ゲートが混雑するということが起きそうにないくらいなので、海外旅行する人はどんどん登録するといいと思います。