「simロック解除の義務化」で何が変わる?
総務省が10月31日に「SIMロック解除に関するガイドライン(改正案)」を出しました。simロック解除が義務化される方針だとニュースでも大きく取り上げられました。ただし現状まだ改正案ですので、まだ決まったわけではありません。
総務省|「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案に対する意見募集
若干遅れ気味ではありますが、もしsimロック解除が義務化された場合の影響をいろいろ考えてみました。とはいえ、ある程度のことはジャーナリストやメディアの人たちがすでに書いているので後追いしないようなことを書きたいな、と。
結論を先に書いちゃいます。通信代と端末代の分離の結果、これまでの高価格帯のスマホとは別に低価格帯のスマホが発売される。
ジャーナリストやメディアの人たちが何を書いているかについてざっと見てみたのですが、この事について書いている人は僕のリサーチ不足もあるかもしれませんがまだ見当たりません。
今売られているような高性能のスマホの端末代がすごく高くなる、という指摘をする人はいっぱいいます。例えば6~10万円になるとか。じゃあ誰がそんな高いお金を出してスマホを買うのか、というと、少数のスペックをひたすら追い求める人だけでないかな、と思うのです。ほとんどの人はほどほどのスペックでそんなに高くないスマホが欲しいと思うのです。使い切れないような機能がたくさん付いたスマホは、安ければ買いますが、高ければいらないですよね。今はMNO(docomo、au、softbank)が端末代を割引しているのであまり値段の変わらない中、低性能のスマホは売れませんが、価格差が大きく開けばそれらのスマホも売れるようになるので、メーカーが売り出してくると思うのです。
そしてこのブログ的にはzenfone5がその先駆けですよ、と。発売まであと2日ですね。